お母さんの介護日記

脳出血・脳梗塞を経て、認知症・パーキンソン病を発症した母と、老々介護する父、近所に住む私の、備忘録を兼ねた介護日記です。

【介護用品関連】レンタルしては返してしまう・・・

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レンタルでお世話になっている業者さまには大変申し訳ないのですが、 退院後2度ほど介護用品のレンタルをしてみたのですが、なかなかうまく使いこなせない私たち。(私も父も母もw)

レンタルしたのはこれ。(google 検索結果へのリンクです)
◆たちあっぷ
◆アームサポート手すり メンディ

ちなみにレンタルしたきっかけは・・・

◆たちあっぷ

退院直後の時、自宅ベッドでうまく立ち上がることができなかった母(お尻が沈むため)。そこでケアマネさんと相談してレンタルすることになったのですが、認知症故に使ってくれない・・・

更に、何故か自宅に物が増えることを過剰に嫌う父は、最初から反対していたのですが、「それみたことか」と言わんばかりに(そこまでは言われてない)「使わへんし、正直邪魔かも・・・」とのことで、

念のため1ヶ月は様子を見て、毎回使うように根気よく伝えてみたのですが、結局ほぼ使用せず・・・。すっごい便利そうなのにもったいないが、仕方が無い。

◆メンディ

結局、日々が流れて行く中で母は、自力でベッドからすんなり立てるようになったのですが、今度は普段いる場所(テレビの前の座椅子)からの立ち上がり時にパーキンソン病特有の動きで、立った直後に小刻み歩行になることで、転倒してしまいました。

幸い、一度のみの転倒ではあったのですが、その際頭から打ってしまったので慌ててかかりつけの総合病院の脳神経外科へ。

MRIの結果問題は見られなかったものの本当に肝を冷やしました。

というわけで、座椅子の近くにメンディを設置することに。

この時は、色々父と話す様になってから半年以上経過していたので、レンタルに対して以前ほど抵抗はなかった父。

しかし、母はうまく使えない・・・・。

台に手をかけてはみてくれるものの、そこからの力の入れ方がチンプンカンプンの様子だった。1.両手を置いて〜、2.ひざを立てて〜・・の、ひざを立てるが思い浮かばない母はなぜか三角座りをしてしまう。

台に両手を置いてフリーズしながら首を傾げる。その状態で膝を立てるねんで〜と伝えても、両手を置いた時点で小さなパニックになっているので膝の立て方も忘れてしまう・・・。

というわけで、父とあれやこれや話し合い、座椅子の背もたれ部分に置いてみる。すると座椅子の背に手をかけながら立とうとする母。

父と「お?ええ感じ?」と見ていると、結局立った直後に転倒しそうになってしまう・・・。いわゆる本末転倒であることに気付く私たち・・・。

最終的に、父の案で、座椅子の真後ろにベッドを移動。(背もたれに対して横にぴったり当たる形)ベッドをつかみながら立つことで、ふらついてもベッドに倒れる・・という形になりました。(2ヶ月ほど様子をみていますが、いい感じです)

うーん・・・・

でも、折角便利そうなものがたくさんあるので、業者の方には大変申し訳ないが、また何か案をいただくことであろう・・・。