お母さんの介護日記

脳出血・脳梗塞を経て、認知症・パーキンソン病を発症した母と、老々介護する父、近所に住む私の、備忘録を兼ねた介護日記です。

【大腿骨骨折】転院決定と現状

【大腿骨骨折】頸部骨折術後の転子下骨折手術の方針と予後について。のその後なのですが・・・

自分のための備忘録としてまず改めて時系列から。

※最初の転倒を0日目として・・・です。

  1. 0日目(1月中頃):転倒(しりもち)
  2. 2日目:救急要請後、入院
  3. 5日目:大腿骨頸部骨折の手術(半身麻酔)
  4. 21日目(術後16日目):退院
  5. 22日目(術後17日目):激痛を訴え土曜日だったが急遽病院へ
  6. 23日目(術後18日目):更におかしいので救急要請するも異常なしとのこと
  7. 38日目(術後33日目):退院時に予約していた外来予約日だったので出向くと新たな骨折(大腿骨転子下)発覚 - 入院(これまでの2週間が一番辛かった・・・)
  8. 47日目(術後42日目):大腿骨転子下骨折の手術
  9. 72日目(再手術後25日目):転院

今は67日目(再手術後20日目)です。

正直、もう自立で歩けないかもと聞かされていましたが、ある意味予想通り、現状歩行器でのリハビリは行っています。

ただ、当然前回と異なり、階段の練習はもってのほかで、普段の病院生活はほぼ車椅子です。

もうすぐ転院ですが、父は相変わらず病院の相談課の方ともめたりしています。
(現状の病院とも、転院先の病院とも。転院先の相談課の方が訪れた際には「お帰りください」といった模様。仕事中にその件で病院の方から入電・・・。理解いただいて転院の話は続行中・・・・)

またもめて、転院なくなって自宅療養なったらまた折れるで・・まじで。

っていうか、家帰られへんし。階段4階までまた介護タクシー?いや、それは全然ええねんけど、介護タクシーの人を詐欺師まがいに言うてる人が介護タクシー呼ばれへんやろ。

父は近頃私の前ではかなり猫をかぶってくれる。それは優しさでもある。

でも、まだ家族介助での歩行器使用はだめって言われてるのに勝手にしたりする。
そう・・・私のいない時にする。

私が知らないと思っているかもしれない。しかし理学療法士さんから2度きいた。(父の信頼している)看護師さんから2度とも注意いただいたようなので、恐らく大丈夫なのだが。

理学療法士さんからその話をきいたともし伝えたら、もともと担当理学療法士さんを異常に毛嫌いしている父は発狂するであろう。

そうでなくても、私から言われるとさらに隠れてしようとするだろう・・・。

なんなんまじで・・・。

2度折れてるのにこれ以上無茶すんなや〜〜〜!

ちなみに母は体調は良さそうで、顔色も良い。私はそれがすごく嬉しい。

でも一時期治りかけていた失禁は以前よりひどくなった。ええねんけど。でも感覚を失って行く母を見るのが辛い。

一時期よく話してくれるようになったのだが、また最近言葉が少ない。

足が冷たい・・・ので帰る前にさすってあげる。その後靴下を履かせて帰宅する。

 父が不安がっってずっとついていようとするので、
私が代わりにおっとくから安心して帰って。と。病院側の迷惑も考えずに週に3度10時間程離れず付き添う。

(離れる場合は、認知症なのでセンサーがついている。もう毎度ナースステーションに言うのも面倒なのでずっとついてる)

疲れるけど、疲れたの見せたら父に・・・・って

おいおいおいおい私は何の為に病院行ってるねん。

お母さんの為やのに父の為か?って。でも私がその位ついていないと、父は探偵ごっこが(本当に悪気無く)大好きなので、すぐばれるであろう。

ばれれば、私がついてると言っても父は24時間7日間(いや、病院的にも父的にも無理なので言い過ぎですけど)の勢いで母の横についているだろう。

それはいや。なので、うそつくのもいやなので、母についている。

お母さんしんどいやろな〜〜〜〜。どうやろな〜。

父の気持ちもわからないでもない。
認知症の母が、毎日病院のベッドで目覚めるたびに、「ここどこやろ・・・」「みんな知ってるかな」「お父さん知ってるかな」「●●(私)知らなくて連絡とれなくて困ってないかなお兄ちゃん知ってるかなxx知ってるかな・・・」「カバンどこおいたっけ」「携帯ないな」

ってなってるのを想像しただけで胸が苦しくなる。

なので、結局私も、病院側からすれば迷惑なほど面会しており・・・。

今日も足を10分ほどさすって靴下を履かせて母が眠たそうな顔になるのを見守ってから、センサーを肩につけ、ナースセンターへ声がけして帰る・・・。

お母さん、前回や、2、3年前の前々回のときと違って「面倒くさい」という事が増えたなあ。そうやろなあ。

「もう歩けんくなってもええわ」「面倒やし」

母を思う気持ちと、母に腹を立てる自分が、漫画で描かれてるかのように両側に立って抗議してくるんよなあ。

何してんねやろ。ってさ。リハビリの時間今の病院は急性期やから短くって、お母さん認知症であれしといて、これしといてねって理学療法士さんに言われたこと覚えられへんから、1、2時間に1度簡単な座ったり寝たままできる運動してもらったり

全部無意味じゃないけど無意味になる一言ってのがなあ。

失禁するのも、無言の抗議かなとも思うしな。

父にもはっきり「●●(私)が色々頑張ってくれるのはええけど(転院のこととか)、正直だるい」みたいなこと言われるし、いや、それわからんくもないし

から回っとんな〜〜〜!うち!

明日あさっては仕事でいけないから土曜日行くときは頭冷やして行こう。

オカンもがんばれやけど、うちもがんばれ。

また王様の耳はロバの耳ばりの日記でしたとさ。