【今に至るまで】慢性期病院への転院と要介護認定の申請など
もう退院から1年半ほど経過するので、どんどんとうる覚えになっているのですが・・
覚えている範囲でお話したいと思います。
脳出血の発症、脳梗塞の発症。急性期病院での入院後、慢性期病院へ転院することに。
コンシェルジュの方からの説明
確か・・病院のコンシェルジュ?と呼ばれる方が来られて、慢性期病院へ移ることの説明などを受けました。
病院の一覧表のようなものをいただき、もし希望があれば仰ってくださいとのこと。
急性期でお世話になっていた総合病院が、かなり便利な場所だったこともあり色々と悩みました。(転院までは、朝病院へ母の顔を見てから会社へ行き、帰りに寄ることもできた。しかも無料送迎バスの通り上に家がありました。)
結果、3駅ほど離れた病院へ転院することに。
病院でのリハビリ生活
急性期病院でも理学療法士さんや作業療法士さんとのリハビリを行っていただいていたのですが、これからはそれらがメインの毎日となりました。
介護士さん・看護師さん、皆優しく頼りになり安心しました。
ただ、安全面の為仕方なかったのですが軟禁状態でした。 (同意書へのサインももちろんしました。)
当時はまだパーキンソン病の診断はされていない状態だったのですが、(当時はコルサコフ症候群と言われていました。)起立時や振りかえり時にかなりふらつき転倒の恐れがあったため、車いすへ布で緩く縛られる毎日。
床センサー付のベッド。
当然母はどんどん歩くことが困難になっていき、失禁回数も増えました。
※ちなみに病院のその対処は間違いだとは思っていません。
ほぼ毎日病院へ少しの時間でもうかがって、仕事が休みの日は一緒に過ごしたりしました。
理学療法士さんのすすめでリハビリにも立ち会わせてもらい、立ち上がる時のコツや、振り返らないようにするコツなども指南していただきました。
今でもそのコツはとても役立っています。(とくに起立時のコツ)
認知症も出てしまっていたので、都度伝えなければいけないのですが、母が床から立ち上がる際などは、必ず「まず膝をついて〜、一旦お馬さんの状態なって〜・・」まで伝えただけでかなり綺麗に立ち上がってくれます。※もともと筋肉があった人なのでなおさらかもしれませんが・・・
それにしても長く感じました。慢性期病院での入院生活。
3ヶ月ほどだったと思うのですが、1年以上に感じます。
申し訳ないですが、あの病院独特のうすら暗い感じは気分が落ち込みました。
退院までに準備したこと。
いつかは退院。しかもできれば早く退院させてあげたい。
でも、退院後うまく生活できるかかなり不安でした。
わたしの旦那さんは、こちらからも援助して介護付マンションを購入したほうがいいのではないかと提案もしてもらったのですが、
父の頑な抵抗によりハナから断念。どちらにせよ、退院後すぐに転居はよくないのも当然なので、現状の自宅へ帰ることにはなる。
わたしはそれまではフルタイムで仕事をしていたのですが、とりあえずは辞めようと思っていました。(結果1ヶ月休んで、週3回で復帰することになりましたが。)
何にせよ、入院している間にまずできることを考えてみた結果、以下となりました。
要介護認定の申請
これは急性期病院に入院している際に、理学療法士さんから言われたことでした。
恐らくお母さんは要介護2に該当すると思うので、またゆくゆくは申請した方が良いですよ。とのことでした。
というわけで申請をする為に区役所へ。すみません。よく覚えてません。が、区役所で全て説明いただいたものを用意・・・
その中に主治医の意見書もあったので病院側へお願い。
その後、連絡先に記載していた私の携帯へ日程調整のための連絡が入ったのですが、
この時入院していた慢性期病院が、住んでいる場所と市が異なったため大変時間がかかったのは覚えています。後日行った更新の申請の時は申請からのべ1ヶ月ほどで通知書が届きましたが、2ヶ月くらいかかったかも。
思い立って早めにやっといてよかった。
日程調整で約束した日に、入院中の病院へ調査員の方が来られました。
まず母への質問や、起立等の確認(ベッドからの起き上がりなども。危なくない範囲で行われました)
そしてわたしや父への質問。そして介護士さんや看護師さんへも話をききに行かれてました。
当時はその結果要介護4と出てしまいました。
(今は要介護2です)
ちなみに初回だったから?だと思いますが、有効期限は1年でした。
ケアマネージャーさんとの契約
要介護認定後、区役所から居宅介護支援事業者のリストなどを渡され、ケアマネージャーさんと契約することに。
リストから選ぼうと最初は思い、近所の、たまたまですが今となってはかなりお世話になっているデイサービスを経営しているところへ電話。
その時はケアマネージャーの方が不在だったので、また後日あらためます。といった形でお話は終えていました。
すると、母のお友達のご近所の方が、知り合いにケアマネージャーの方がいらっしゃるとのことで紹介していただきました。
その方はその時点では既に担当件数が埋まっているとのことで、更にその方の後輩にあたる方を紹介していただきました。
そのとき、丁度退院の日程が決まった頃でした。
退院前に、病院の主治医と看護師さん・介護士さん・ケアマネージャーさん・私と父で話し合いを行いました。
※ちなみに介護保険は入院中は使うことができません。という説明も受けました。
というわけで、退院後にどういった介護サービスを受けたほうが良いかを理学療法士さんとケアマネージャーさん中心に話し合ったりもしました。
(それまでに、病院の方からデジカメを渡され、住んでいる家屋の中や、外の階段等の写真をあらかじめ撮影・お渡ししていました。)
退院後すぐに、介護サービスを受けるかどうかの有無の確認のためケアマネージャーさんが自宅に来て頂く日程を調整。
※退院日に来て頂きました。
その時点で、(人付き合いの超嫌いな)父は何かしら思っていた様ですが・・・
そして退院しました。